神待ち掲示板とは、家出少女(少年)などが宿泊先や食事を提供してくれる人(神)を募集する目的の掲示板ですね。
神待ち掲示板という特定の掲示板があるというよりは、2chとかSNSとか、または神待ち募集を目的としたいくつかの掲示板などで書き込みが広がったという経緯がありました。
今回は、神待ち掲示板に書かれたの書き込みの実態や、家出少女たちがどこで神待ちを募集しているか調べてみましたので解説していきたいと思います。
17歳少女が神待ち掲示板で児童買春の被害に
「神待ち」という言葉が有名になったきっかけにあるニュースがあります。
2013年のことです。
あるアダルトライブチャットに出演していた女性が、突然ライブチャットの閲覧者に向けて助けを求めてきたそうです。
それはびっくりしますよね。見てた人は。
だってエッチなことしようと思ってライブチャット見てたら突然女の子から助けを求められるんですからね。
彼女は助けを求めるときに、生年月日、本名、住所などを打ち明けたことから、警察へ連絡が入って保護されることになったそうです。
その時、その女性は17歳だったそうです。
彼女は、監禁され無理やりライブチャットでわいせつな行為の“生中継”をさせられていたそうで、その犯人と知り合ったのがインターネットの「神待ち掲示板」でした。
このニュースが「神待ち掲示板」の存在を広く知れ渡らせるきっかけになりました。
これだけの事件に発展したので、当然この「神待ち掲示板」は閉鎖されました。
しかし、その一方で、援助を必要とする側と、援助の見返りを期待する側との利害関係は依然としてなくならず、その後も神待ち掲示板はインターネット上のあちこちに立ち上がりました。
では、いまでも「神待ち掲示板」はあるのでしょうか。
いまでも神待ち掲示板を名乗るサイトや、その目的とされるアプリがあります。
しかし、それらのサイトのほとんどが、料金搾取を目的とした悪質な出会いサイトやアプリの入り口になっています。
神待ち募集「裏垢掲示板」の実態をレビュー
例えば、この裏垢掲示板ですが、確かに神待ちを募集している女性の書き込みがいくつか見受けられます。
「宮城県仙台青葉区で神待ち中」となっていて
コメントは、
と書かれています。
しかし、「女の子への連絡はこちら」ボタンがあってそこを押すと別のサイトへと誘導されてしまいます。
ラブ
http://lovez.jp
誘導されたのは、ラブというサイトで有料ポイント制の出会い系サイトでした。
言わずもがなですが、もちろんこのサイトには先の家出少女はおらず、有料ポイントを買ったところで連絡を取ることは出来ませんので悪しからずです。
「全国神待ち掲示板」は「ラブ」の宣伝ページ
同じく「全国神待ち掲示板」なるサイトもみつけました。
地域名で検索できるのですが、検索結果をクリックすると「ラブ」へ移動です。
よくよく見ると「全国神待ち掲示板」のURLは
http://lovez.jp/lovelp11/
こんな感じ。
URLをみればこれが「ラブ」の一部であることがわかります。
上述の通り「ラブ」は出会えない有料ポイントサイトなので、検索で出てくるプロフィールはすべてサクラです。
かみまちけいじばん@MEETの暴露レビュー
また、こちらのサイトも神待ちを名乗っているサイトです。
名前は「かみまちけいじばん@MEET」です。
http://meeeet.net/lp1.html
こちらも有料ポイント制の出会い系サイトとなっていて、メッセージの交換に有料ポイントが消費されるという仕組みになっています。
しかし、実際には神待ち募集も、家出少女もおらず、サクラ要員のオペレータとのやり取りで延々ポイントを搾取されることになります。
しっかり運営者情報の記載もあるのですが、所在地はベトナムとなっていて、運営者情報もデタラメです。
ちなみにこのサイト「かみまちけいじばん@MEET」のURLですが、
http://meeeet.net/lp1.html
lp1.htmlを消してアクセスするとトップページが表示されます。
http://meeeet.net/
こちらには神待ち掲示板の文字はありません。
どういうことでしょうか。
lpというのは広告業界の用語でランディングページ(LP)の略で、サイトへ誘導させるための入り口ページであることを表しています。
http://meeeet.net/lp1.html
http://meeeet.net/lp2.html
http://meeeet.net/lp3.html
と数字を書き換えて、次々にページを開いてみると全く別のテーマで運営しているサイトのページが開きました。
いろんなユーザー層の嗜好に合わせたページを作っておいて、出会い系サイトへの登録を誘導する仕組みになっていることがわかりますね。
この手のサイトは、ただひたすらポイントを搾取されることになるので絶対に利用しないようにしておきましょう。
Twitterの#神待ち募集は本物?
さて、ではSNSはどうでしょうか。
実名性が高いFacebookなどは無理でしょうが、Twitterではその手の募集の書き込みがあるようです。
Twitterでは、
#神待ち
#泊めてください
などのハッシュタグでの書き込みが沢山あります。
その中の一つ、
というコメントを見てみましょう。
なんでかよくわかりませんが、プロフのURLから連絡しようとかってなっています。
言われる通り、TwitterプロフのURLへアクセスすると以下のページが開きます。
セフレ募集 裏垢女子 まとめ
これはさっきの「裏垢掲示板」と同じ作りなのでおそらく、同じ業者の仕事かとおもます。
などの家出少女が援助を求めるような書き込みがありますが、やはり連絡先は有料の出会い系サイトへの誘導になっていました。
以上のようにネット上で神待ち募集掲示板を掲げているサイトは、ほとんどサクラサイトや、悪質な詐欺サイトへの誘導になっていることがわかったかと思います。
今ある神待ち掲示板は全部ヤラセ?
じゃあ、神待ちの募集は0なのかというとそうでもなさそうです。
警視庁が発表した資料によると、平成29年の未成年者によるインターネットサービス別の売春被害件数は多い順に
Twitter 327件
ひま部 93件
ぎゃるる 65件
LINE 62件
となっています。
https://www.npa.go.jp/cyber/statics/h29/H29_siryou.pdf
Twitterが圧倒的に多く、被害全体の三分の一を締めていますね。
Twitterは厳密には出会い系サービスでは無いのと、そもそも運営が日本企業ではないこともあって規制の対象から外れていて、この手の書き込みの温床となっているようです。
これらの数値は問題が発覚して補導された件数なので実際の利用はもっと多いでしょう。
SNSや若い子に人気のある交流アプリでは今でも、かたちを替えて神待ちの募集が繰り広げられていることが伺えます。
大人同士の神待ちであれば、問題無いのかもしれませんが、やっぱり家出をきっかけにした神待ち募集となると、どうしても未成年者の利用に繋がってしまいます。
結局は、児童買春などの事件に発展してしまうケースが多いようです。
悪質な出会い系詐欺とかじゃなくて、本物の神待ち募集だとしてもそれはそれで問題に巻き込まれる可能性がありますのでやっぱり利用には注意が必要です。
僕がおすすめする出会えるサイト
世の中いろんなサイトやアプリがありますが本当に出会えるサイトはありますよ。
当たり前ですがちゃんと本物の女性会員がいて、かつ会員数もそれなりに多いサイトを使いましょう。
定番、穴場も含めて僕も使っていて実績があるサイトをいくつかご紹介します。なお18歳未満は利用できません。
もし出会い系で失敗した経験がある人はこの辺のサイトを試してみてください。
老舗の出会い系サイトはいくつかありますが、ここが一番会えます。
運営がしっかりしてて女性誌とかでも宣伝されているので新人会員も多いです。
プロフ検索・閲覧が無料で検索し放題なのもいいです。
ハッピーメールの公式サイトへ
ここもよく使ってます。レビューはこちら。
若い子も多くて、変にスレた子もいないのでやってて楽しいですね。
多分SNS感覚で気軽にできるので、女の子も使いやすいんでしょうね。
メルパラの公式サイトへ
僕も昔から使っている定番サイト。よく女の子が集まってます。
いつ使っても相手がちゃんと見つかるところがいいですね。レビューはこちら。
街中でもよく看板見かけたりするし、人集めにも力を入れてるんでしょうね。
ワクワクメールの公式サイトへ